相談役メッセージ

創業以来の“ありがとう”を胸に
50年、100年続く会社へと羽ばたいてほしい。

取締役相談役  外林久忠よりメッセージ

創立50周年に向かって

生まれた時から菓子屋(製造業)であった私は、1945年終戦の年に父が亡くなり(5歳の時)、母の手によって育てられた。大きくなったら父の遺志を継いで菓子屋をするのだと言われ、子供の頃から商売人の話をよく聞きながら育った。

高校卒業後、大阪の菓子問屋へ就職し、1968年に家業(菓子卸業)を引継いだ。
私の人生哲学は「自分で選んだ道は真直ぐに積み重ねて歩め」である。人生には、たびたび迷いがやって来るが、私は現状より一歩前進と、後戻りも同時に考える健全経営を常として来た。

家業を継いだ時の目標は年商3千万円の問屋になる事だったが、今までの業界で行われていなかった新しいやり方を多く取り入れ、いつしか会社は年商500億円を超える規模にまで成長した。創業以来、支えてくれた従業員、お取引先様、メーカー様には、ただただ感謝の気持ちしかない。

しかし、時代は大きく変わり、㈱外林の新しい転換期に入っている。あらゆる面で体質を変えていかなければならない。勇気を持ってこれを乗り越え、少なくとも㈱外林に入社された事が、その人の人生にとって最もよかったと言われる会社に発展してもらいたいと心から願っている。